学校日記

全校集会

公開日
2014/12/08
更新日
2014/12/08

お知らせ

 校長講話
 皆さんおはようございます。12月が早くも一週間過ぎました。今日は8日。昨日の7日は大雪。いよいよ冬の到来。雪のシーズンとなり、四国の徳島や日本海側では雪の被害も出ています。
 本校でも2年生でインフルエンザの学級休業がでました。これから十分気をつけてください。
 1・2年生は、先週、小学生の部活動見学、ご苦労様でした。児童さんにも喜んでいただいて、とても良かったです。
 さて、今日の8日ですが、今から73年前の、1941年12月8日、日本海軍がアメリカのハワイ諸島、真珠湾を奇襲攻撃しています。そして陸軍は、イギリスが支配していたマレー半島を。これが太平洋戦争、大東亜戦争の始まりです。当時、日本が支配していた朝鮮半島、中国東北地方、台湾から、戦場は東南アジアや太平洋の島々に拡大し、多くの人々が巻き込まれて犠牲となりました。やがて、米軍が本格的に攻めだし、沖縄に上陸されて、陸上戦が始まります。そして、サイパン島が陥落し、ここからの本土空襲が始まって、大阪も何度も火の海になってしまいます。最後には、広島・長崎に原子爆弾が投下され、多くの尊い命が一瞬にして消え失せました。
 なぜこの時、知恵ある人間は、戦争を止めることができなかったのでしょうか。とても残念です。当然、このころは学校が機能せず、小学生は地方に疎開させられ、中学生は工場や畑で働かされました。もちろんアルバイトでなく、軍人さんの服や木で戦闘機を作らされたのです。また、軍人だけでなく、大学生も学徒出陣で、自分の命と引き換えに、米軍の空母めがけて突っ込んで行った学生もいました。
 そんな悪夢の時代を我々の祖先は何とか生き延びてくれ、そのおかげで、今、私たちはここにいます。本当にありがたいことで、もし戦争で誰か一人でも欠けていたら、今の自分はここにいません。
 だからこそ、私たちは今をしっかりと生きなければなりません。一日一日を大切にしなければなりません。
 自分を振り返ってみて、無駄な日を過ごしていませんか。充実していますか。自分や人の命、相手の気持ちを大切にしていますか。人をいじめていませんか。今一度考えてください。
 今の平和に甘えず、まわりに感謝して、しっかりと生きていきましょう。

 賞状の伝達
  税の作文表彰 港納税貯蓄組合 会長賞 3年1組 小林 祐介

 文化委員会からの連絡
  図書館の利用と、貸し出しについて