学校日記

朝の清掃活動 全校集会

公開日
2015/01/19
更新日
2015/01/19

お知らせ

 今朝の玄関周辺の清掃は、ラグビー部が手伝ってくれました。
 感謝します。

 全校集会  雨で中庭が使用できず、校内放送で実施しました。

 校長講話
 生徒の皆さん、おはようございます。早くも1月が下旬にさしかかり、寒さも一段と厳しくなってきました。早朝、布団から出るのが嫌なところですが、頑張って早起きしてください。そして、3年生は今日から公立前期に向けての懇談会。来週は学年末テスト、私立出願。それから受験と続きます。何度も言いますが、インフルエンザや腸炎など、体調管理には十分に気をつけてください。
 さて、1月17日は、阪神淡路大震災の発生した日。20年前の午前5時46分でした。校長通信にも書きましたが、私にとっては、生まれて初めてのパニックが突然襲った時間となりました。君たちは、まだ生まれてくる前ですから、当然知りません。そして、若い先生方の中には、まだ幼くてわからなかった方もおられます。
 震源地の淡路島、そして神戸や西宮などは、本当に大変な状況になりましたが、紙一重で大阪は被害が少なかったようです。しかし、この大正区。川に挟まれた湾岸地帯ですから、いろいろとあったと思われます。ご両親やおじいちゃん、おばあちゃん、ご近所の方々から、当時の様子を聞いてみることも大切でしょう。
 「災害は、忘れたころにやって来る。」ということわざがあります。大正橋のたもとには、江戸時代に起こった大津波の被害を、のちの時代まで教訓にする石碑が立っています。また、復興した神戸の街にも、阪神大震災を風化させないため、後世に伝えるための数多くのモニュメントが作られています。
 私たちは数々の災害を乗り越えてきた人々の努力の結果、今の時代を生きています。人間は亡くなってしまったら終わりです。志半ばで命を落としてしまった人の分まで、命の重みを感じて、精一杯生きていかねばなりません。
 あれから20年。神戸の街は見違えるようによみがえりました。そして、東北の街並みも、少しずつ復興に向けて歩んでいます。この大正区も、災害に対する守りが時代とともに進みました。
 しかし、どんなに頑張っても、自然の脅威は人間の力よりもはるかに大きく、街や人間を一瞬のうちに崩壊させます。昨年も御嶽山の火山爆発など、自然災害が起こりました。今年もこれからどのような災害が起こるかもしれません。でも、今を大切にして、災害にできるだけ対処できる力を、身につけて行くことが必要です。
 みんなで力を合わせ、ともに精一杯生きて行きましよう。

 生徒会より  風紀委員会 風紀チェック週間の報告
          役員     書き損じはがきのお知らせ