全校集会
- 公開日
- 2016/03/22
- 更新日
- 2016/03/22
お知らせ
校長講話
皆さん、おはようございます。
今朝は、春らしいとても良いお天気です。そして、この三連休中に、正門の桜が少し開花しました。これから満開に向けて、素晴らしい姿を見せてくれるでしょう。
いよいよ三学期も今週で終了し、春休みに入ります。
先週の金曜日は、卒業した3年生の、公立高校の合格発表がありました。私立高校とは違って郵送でなく、高校へ直接見に行きます。
午前10時、3年の先生方も、緊張が走りました。そして、10時を回ると、次々に合格の電話が入りました。
しかし、競争率は高く、すべての生徒が合格できるとは限りません。悔し涙を流した生徒もいます。これが受験競争の厳しさ、現実のしんどさです。
でも、これからのチャレンジもふくめて、4月からの新しい生活で努力してほしいと思います。
さて、1・2年生は、あと3日で今の学年を終了し、次の学年に進級します。これまでの1年を振り返って、いかがだったでしょうか。この振り返りと、その反省を次に生かすことが、とても大切です。
世の中には、「PDCAサイクル」というものがあります。それぞれ英単語の頭文字をとって並べた言葉です。
Pはプラン、すなわち計画や目標を意味し、Dはドゥー、すなわち実践・実行を、Cはチェック、すなわち確認・反省・評価を、そして、Aはアクション、すなわち処置・改善を意味します。
この4つを繰り返すことで、より向上して行こうとする動きです。
その例として、私の発行している「校長通信」で説明してみます。
皆さんも読んでくれていると思いますが、昨年度は最終122号まで到達しました。そして、今年度はそれを上回ることを目標、Pとしました。
4月から、昨年度と同じように、一日おきに発行するようにしました。これがDです。しかし、このペースで行くと、昨年度を上回れません。そこで、夏休みと冬休み中の臨時号の発行を考えました。休み中ですから、配布ができません。そのため、期間中にホームページに掲載するとともに、次の始業式にまとめて配布しました。
今年度、今日の配布が121号です。そして、明後日の修了式の日に、122号を渡します。ですから、122号と休み中の臨時号である8号を併せると、130号となり、昨年度を上回ることとなります。
そして、春休みに内容を吟味し、来年度のPに結び付けたいと考えています。
これがPDCAサイクルです。
君たちも、知らないうちに、このサイクルを活用しています。
今一度、次の学年に上がる前に、しっかりと考え、夢や目標に向けてスタートできるよう心がけてください。