全校集会
- 公開日
- 2016/07/04
- 更新日
- 2016/07/04
お知らせ
週の始まりは、全校集会でスタートです。
ほとんど遅れることなく、予鈴で集会が始まりました。
校長講話
皆さん、おはようございます。7月に入って暑さが増しています。昨日から猛暑。
最高気温が35度を超える猛暑日になるかもしれません。熱中症には気をつけてください。
先週の金曜日は、期末テストの後、運動部の3年生と教職員とで、恒例のスポーツ大会を行いました。バレーボール、バスケットボール、バドミントン、そして、ソフトボール。いい汗をかきました。ありがとうございました。
3年生の諸君は、最後の夏。引退までの日々を是非とも充実させてください。
また、土曜日は土曜授業。1年生だけでしたが、ジュニアオリンピックにも出場された水泳のアスリートの先生から、水泳指導や「志」について、お話を伺いました。
志とは、心の上にプラスとマイナスがある。そして、プラスの方が大きいと。心に留めておきたい漢字ですね。
さて、先週は、私が訪れた和歌山、8代将軍吉宗、そして、選挙の話をしました。10日はいよいよ選挙です。私も一票を投じてきます。
今日は先日の研修会で学んできたこと、君たちにも役立つのでお話をします。
先生ばかりの研修会でしたが、講師の先生は航空会社に勤める教育係の女性の方で、コミュニケーション力についてご指導をいただきました。
たくさん学んだ中で、君たちに伝えたいのは2点。一つは「挨拶」。コミュニケーションの第一歩の挨拶ですが、その種類は「会釈」「敬礼」「最敬礼」の3つです。一番良く使うのは「会釈」。全校集会の最初に行ったのが、「敬礼」です。敬礼と言うと、軍隊の手をおでこにあててと言う感じに捉えられがちですが、相手に「尊敬」の念を持って、心を込めて行うお辞儀となります。そして、3つめは「最敬礼」で、謝罪や、大変申し訳ないお詫びをするときに使います。
また、分離礼と同時礼があり、『お願いします』と声をかけてから礼をするのが「分離礼」で、全校集会の始まりはこれです。
こう言った礼の仕方を知っておくと、世の中に出てから役立ちます。相手とのコミュニケーションの始まりに、感じよく思っていただけるかどうかは、とても大切です。
二つ目に君たちに伝えたいことが、「プラスストローク」です。すなわち、自分の気持ちを伝える場合に、「プラスの感情」を持って、言葉や表情、姿勢などのツールで示すことです。
嫌な顔をしたり、ていねいでなかったり、横柄な態度を出すと、マイナスストロークとなり、ついつい相手もマイナスで返してしまいます。こうなるとコミュニケーションが悪循環となり、関係は崩れてしまいます。
正門での、朝一番の挨拶が、心地よくお互いの気持ちを高め、そこからコミュニケーションがスムーズに行くことを目指していきましよう。