全校集会
- 公開日
- 2016/12/05
- 更新日
- 2016/12/05
お知らせ
晩秋の輝きの中、全校集会を行いました。
校長講話
皆さん、おはようございます。テストで一週間とび、久しぶりの集会となりました。
早くも12月に入り、二学期も終わりに近づきました。テストは終了しましたが、残りの日々を大切に過ごしてください。そして、風邪やノロウィルスなど胃腸炎には十分気をつけてください。
さて、前回は、本校の卒業生のお話をしました。「卒業」・・・3年生にとっては、あと三か月半と迫ってきました。
そして、ほとんどの人が、高校へ、大学へ、社会人へと成長していきます。その成長に必要なのが、「人との出会い」です。これがゆくゆくは自分の財産になっていきます。
今、君たちは、自分の「心の支え」になり、自分を信じてくれている人がいますか。
真っ先に浮かぶのは、親や兄弟という家族、そして、親しい友だちでしょう。また、先生方かもしれません。
何でも相談できる間柄。とても大切ですね。しかし、時としてこの関係が崩れることがあります。
私も、校長・教頭になるまでは、学級担任でバスケットボール部の顧問をしていました。この部活動では、毎年、秋になると3年生が引退し、1・2年の新チームになります。2年が先頭に立って、先輩に追い付け追い越せで頑張り始めます。
ところが少し経つと、必ずと言っていいほど、2年の中でトラブルが起こりました。みんな「チームを早く強くせな」という思いから頑張りますが、自分のやり方を強く出してしまい、まわりと対立したり、嫌な思いをさせたり。溝ができてしまうことがしばしばでした。バスケットが大好きなはずなのに、先輩の下で頑張って来たのに、何でトラブルが・・・。私もよく悩みました。
大人もそうですが、立場が変わると、人は変わる。変えざるを得ないこともあるんですね。
この時に必要なのが、寛容な心、大きな視野、プラス思考です。悪く見えても、少し角度を変えて眺めてみると、認めてあげることもできると思います。
一切悩みの無い「青春時代」はありません。悩むのが青春。だから、私も含めて、悩む大人もまだまだ青春時代です。
君たちの中にも、今、壁にぶち当たっている人がいると思います。部活動や学習、友だち関係で悩む1・2年生だけでなく、3年は進路のことで頭がいっぱいだと思います。
でも、その悩みを、頭や心を集中させて、解決して行こうとすることが、これから生きてきます。悩みを乗り越える中で、人間は大きくなり、信じることのできる人がたくさん増えていきます。
君たちのまわりには、仲間や先生方がたくさんいます。「心の支え」「信頼できる人」を増やすために、まずは、悩みを相談することから始めましょう。
賞状の伝達
生徒会各委員会 12月の目標の発表
生徒会役員 つつじ荘交流会について
生徒指導主事より 学校生活のトラブルについて