全校集会
- 公開日
- 2016/12/12
- 更新日
- 2016/12/12
お知らせ
月曜日は全校集会の日。
登校が早くなり、予鈴前に集会が始まりました。
校長講話
皆さん、おはようございます。
二学期も、あと二週間。3年は先週から懇談会が始まっていますが、1・2年生も明日から懇談に入ります。良い成績が帰って来る充実したひとときになればと思います。
寒さも厳しくなってきました。風邪など体調管理には、十分気をつけてください。
前回は「心の支え」についてお話をしました。一切悩みのない青春時代はありません。悩むのが青春。みんな課題はあります。自分だけが・・・不幸などと思わず、しんどいときは、積極的に相談をお願いします。
さて、今日は「もったいない」についてお話をします。先日の校長通信にも書きましたが、本校は給食で4名の配膳員様にお世話になっています。
皆さん、とてもいい方で、地域のお仕事、PTAのお仕事、元気アップ学習会の支援員など、学校は大変お世話になっています。
その配膳員様が、先日、「もったいないねぇ。私らが子どもの頃は貧しくて、考えられへんわ。」と嘆いておられました。
すなわち、給食の食べ残しが多いということです。
私は、当たり前のように、ご飯やおかずは残さずに全部食べます。お腹が減っていることはもちろんですが、自分の心の中に、「残す」というワードはありません。これは、やはり自分が小さい頃に原点があります。その昔、父親や母親、祖母から、「食べ物は大切にせなアカン! 動物や農作物の命をいただいているんや。」また、お米については、「お米は漢字でどう書く。八十八と書くやろ。お米ができるまでに、88も手間がかかっているんや。」など、何十回と聞かされました。残すことなど絶対にあり得ない状態で、逆に、おかずはいつも大皿で、兄弟との争奪戦、必死の取り合いでした。
時代は変わり、日本の食生活は豊かになり、君たちの中には、残すことが当たり前になってしまっている人もいるかもしれません。食べ残しはすべてゴミとなり、無駄に処分されます。そして、処分には税金を使わねばなりません。
自分の心や身体、頭の栄養になるか、税金を使うゴミとなるのか、天国と地獄のような差があると思います。
「給食は冷たくて美味しくない。」という話をよく聞きます。私もそのように思う日もあります。しかし、これは普段、家庭で温かい美味しいものをたくさん食べているからで、その裏返しです。
残してしまう行為は、世界の飢えで苦しむ子どもたちや、食事を作ってくれた人、動物や魚、野菜たちに顔向けができません。本当に、もったいないことです。
ここで原点に戻って、食事の大切さを考えてください。決して、残すことはプラスになりません。心と頭の栄養をしっかり食べること、感謝することを、当たり前に心がけてほしいと思います。
本日、今年最後の給食。残さないようにお願いします。
美化委員会より
清掃強化週間の「優秀賞」の表彰がありました。
さらに美化意識を高めましょう。
部活動の表彰
軟式野球部 2年 大城くん 3ブロック優秀選手
おめでとうございました。さらに飛躍を!