三学期 始業式
- 公開日
- 2017/01/10
- 更新日
- 2017/01/10
お知らせ
本日、体育館で、第三学期の始業式を行いました。
校長講話
皆さん、改めまして、明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いします。
月日の経つのは本当に早く、あっという間にお正月・冬休みも終わり、今日の始業式を迎えました。
今日、皆さんの元気な姿を見ることができて、本当に嬉しく思います。
12月の終業式にお願いしていましたが、この冬休みを無事に乗り越えてくれて、感謝します。しかし、この短い休み中でも、全国各地では、事件や事故が発生し、病気も含めて、何人かの中学生が亡くなっています。
この始業式が、亡くなった生徒への黙とうで始まる学校が実際にあります。改めて、元気でここまでこれたこと、命の大切さを噛みしめましょう。
ところで、今年は酉年。この一年、君たちが自分の良さをさらに伸ばし、大空へ飛び立つ鳥のように、「大きく羽ばたいて行ける」一年にしてください。
そして、三学期は1月から3月まで一番短く、あっという間に過ぎ去っていきます。昔から、「一月は行く。二月は逃げる。三月は去る。」と言います。学年のまとめの学期。悔いの残らぬように毎日を送ってほしいと思います。暖かくなるのはまだまだ先ですが、この寒い冬の努力が、やがて4月の暖かい春に結びつきます。
この三学期、3年生にとっては、これまでの人生で最大の上り坂です。自分の夢に向かって、この坂をどう登るのか。支えとして背中を押してくれる人もいますが、足をあげて登るのは自分自身です。まずは残された時間を有効に、授業や家庭学習を大切にすることから、自分の課題を克服するために、しっかりと取り組んでほしいと思います。
さて、この冬も、大阪の「花園」は燃えました。夏の甲子園、全国高校野球に対して、冬は花園で全国高校ラグビーが繰り広げられます。一昨年のワールドカップ以来、日本のラグビー熱は高まっていますが、この大会は12月から始まり、連日全国からファンが詰めかけています。そして、先日の土曜日がその決勝戦。福岡代表の東福岡高校と、大阪府代表の東海大仰星高校が激突しました。
地元の大阪府は3校の出場が可能ですが、仰星とともに期待された大阪桐蔭は早々と負け、本校の卒業生が所属する常勝学園も神奈川県の桐蔭学園に惜敗しました。
しかしながら、昨年に続いて今年の大会も、本校の卒業生が花園にコマを進めたことは、本当に嬉しく思います。
全国大会に出場するチームですから、部員がとても多いうえ競争が激しく、スターティングメンバーに選ばれたり、リザーブとしてベンチ入りできるのはわずかです。スタンドでの応援であっても、この晴れ舞台の感動を味わえるのは、一握りのラガーメン。
君たちも、そのような選手たちと同じ時期をもうすぐ迎えます。
自分たちの努力が、まわりの人々に幸せと感動を与える。とても素晴らしいことだと思います。青春時代だからこそできる何かを、君たちもこれからつかんで行ってほしいと思います。この三学期、自分の夢と目標、未来に向かって頑張りましょう。
生徒指導主事より
・冬休みを振り返って
・地域から認められる学校に
賞状の伝達