学校日記

5月12日 校長講話

公開日
2014/05/12
更新日
2014/05/12

お知らせ

 皆さん、おはようございます。先週の土曜授業は、防災訓練、ご苦労様でした。大正消防署の皆様から、いろいろとご指導いただいたことを、しっかりと身につけておいてください。
 さて、今週は1年生が一泊移住に出かけます。行先は京都府宮津の「マリーンピア」という施設です。海のきれいな、とても良いところ。2日間、お天気を祈りたいですね。
 ところで、こんな行事や全校集会ができるのも、日本が今、平和であるからこそです。もし内乱やトラブルが発生していたら、学校どころではありません。
 しかし、平和な日本でも、あちこちの学校内ではもめごとがよく起こります。例えば、友だちとの喧嘩。ちょっとした食い違いなのに、嫌がらせをしたり、相手をののしったり。挙句の果てに手を出してけがをさせてしまったり。最近はパソコンやケータイで相手の嫌がることを書き込むことや、迷惑メールを送るなどもあります。
 このトラブル、国と国との対立になると、戦争につながってしまうことがあります。現在、ウクライナなどでトラブルが発生しているのも、みんなニュースで知っていると思います。なぜ、このような状態になってしまうのか。やっぱりこれは「教育のなさ」ではないでしょうか。
 相手の嫌がること、自分がされたら嫌なことを人にしない。これが基本です。学校は、その基本を学ぶところ。9教科の勉強だけを学習するところではありません。道徳や人間としての基礎基本をしっかりと身につけることも大切です。やがて君たちは社会に出ていきます。人に優しいコミュニケーション力をつけ、必ずや、大正区を支える立派な人材へと成長して行ってほしいと思います。