6月16日 校長講話
- 公開日
- 2014/06/16
- 更新日
- 2014/06/16
お知らせ
皆さん、おはようございます。
梅雨の合間の晴れ間、今週も暑さに負けず、頑張ってください。
さて、昨日はサッカーのワールドカップ。残念ながら、日本は初戦で逆転負けを喫しました。日本中が見守る中、監督・コーチ、そして選手たちが、日の丸を背負って頑張っていますが、世界の国の壁はやはり厚いようです。あと、二試合。全力で頑張ってもらいたいと思います。
今日は「あたりまえの当たり前」という話をします。君たちの中には、つぎのような人がいると思います。例えば、朝早く学校に来て、校舎周りのゴミ拾いをしてくれている人。歩いて来る途中、自転車が倒れて邪魔になっていたら、通れるように起こす人。電車やバスでお年寄りが乗ってきたら、座席をゆずる人。まわりにしんどい子がいたら、声をかけて気遣う人。
さて、このような行為を行う生徒は、素晴らしい生徒でしょうか。実は、そんなことは、ありません。この生徒は、普通の生徒です。
しかし、この生徒の素晴らしいところをあげると、そのような振る舞いを「あたりまえ」のことだと思っているところです。
なぜ、この生徒はその行為をあたりまえだと思っているのでしょう。たぶん、小さいころから、きちんと親にしつけられ、自分の体にしみついているのではないでしょうか。そのような行為を、自然に、あたりまえにできるところが素晴らしいですね。
しかし、誰もがこれをすることは、果たして難しいことでしょうか。周りの目を気にしたり、恥ずかしいとか、エエ格好しすぎとか、いろいろ思われるのが嫌なのかも知れません。でも、毎日続けることでこれが習慣化し、やがて当たり前になると思います。もっとも大切なことは、それを意識せずに、自然にできる人になるということです。
あたりまえの当たり前。当たり前のレベルが上がって行けば、自然と学校は良くなっていくでしょう。