始業式 校長講話
- 公開日
- 2014/08/25
- 更新日
- 2014/08/25
お知らせ
皆さん、おはようございます。長い休み中、元気にしていましたか。あっという間に休みは終わり、今日から2学期。先ほどから、明るい君たちの登校風景を眺めていて、ホッとしたと同時に、とても元気が出ました。
さて、この夏は、全国各地で事件や事故、台風や豪雨の被害が続出しました。お年寄りや小さな子どもだけでなく、小学生や中学生、高校生と、学生が命を落としています。また昨夜の雨で、池田市では中学校が浸水しています。今頃、黙とうをしている学校や始業式どころではないところもあると思います。もし大正北だったらと、ついつい考えてしまいます。何とかみんな無事で、今日、このように始業式を迎えられたことを、とても嬉しく思います。
今日からの2学期は、まだまだ残暑の厳しい夏から、涼しい秋をへて、寒い冬に突入します。私はこの間の秋が一番好きで、とても過ごしやすく、人間の活動が活発にできるときだと思います。
学校も、10月から体育大会、文化祭と続きます。大きな学校行事です。主役となる3年生は最後の行事となるので、悔いのないよう取り組んで行ってほしいと思います。
そして並行して、3年はいよいよ進路決定の時期に入って行きます。この上り坂を歩くのは自分自身。支えてくれる人は周りにたくさんいますが、足をあげるのは自分自身です。まずは授業を大切にして、何をしなければならないかしっかりと考えて行動してください。
また、1・2年生は、勉強以外に先輩のあとを受けて、部活動に精一杯励んでください。3年が引退した後は、自分たちが中心にならねばなりません。大いに燃えてください。
ところで、この夏も高校野球が甲子園で多くのドラマを生んでいます。今日のお昼からはいよいよ決勝戦。大阪府代表の大阪桐蔭がその舞台に残っています。三重高校と激突しますが、ここまで来たら、優勝目指して悔いの無いように頑張ってほしいと思います。
この甲子園ですが、ほとんどの人は家庭でテレビ観戦だと思います。私は幸いにも、これまで教え子が2度甲子園に出場したので、実際に試合を見に行ったことがあります。初めての時は、半袖・ハーフパンツで行ったため、あとの日焼けが大変でした。
40度を越えるような暑さの中、球児が、ベンチが、そして応援団やファンが、その一球ごとのドラマに一喜一憂します。むちゃくちゃ暑いですが、実際見る興奮と感動は半端ではありません。球児たちの笑顔と汗と涙。本当に青春の証です。
そのような球児たちと同じ時期を、君たちはこれから過ごします。自分たちの努力がまわりの人々に、大きな幸せと感動を与えます。これは、とても素晴らしいことだと思います。
青春時代だからこそできる何かを、これからつかんでもらいたいと思います。この2学期、どうぞ頑張ってください。