第18回 日本・スイス青少年交流使節団活動の報告
- 公開日
- 2016/09/21
- 更新日
- 2016/09/21
お知らせ
1学期の国際交流だよりでもお知らせしましたが、関西日本・スイス協会が長年にわたって続けてこられた事業の一つに日本・スイス青少年交流があり、今年度の第18回日本・スイス青少年交流使節団の団員として、3年3組の松村磨季さんがスイスを訪問しました。その滞在の様子を松村さんがレポートしてくれましたので、掲載します。
7月24日から8月11日までの約三週間、大阪市使節団としてスイスへ行ってきました。この派遣を通して、たくさんのことを学ばせていただきました。
強く印象に残っているのは、街並みの違いです。どの都市でも、ありとあらゆるところに州旗、国旗が飾られていて、愛国心の強さを感じました。また、日本の伝統的な木の建築とは対照的に、どっしりとした石造りの建物ばかりで、風土、歴史の違いでこんなに変わるんだ、と、文化の違いも肌で感じました。特に、16世紀からの建物をそのまま使っているのには驚きました。首都ベルンは、町ごと世界遺産になっているだけあって、いたるところで歴史を学べました。
ジュネーブにある国際赤十字社の本部を訪れたことも、大きな収穫の一つです。そこでは、赤十字社がなんのための組織なのか、どんな活動をしているのかをお話してもらえました。日本では、献血のイメージが大きいかもしれませんが、主に紛争地帯で活動をしているそうです。その中でも、少年兵のお話は、強く心に残っています。普通に生活できることのありがたさを教えていただけました。
後半のホームステイは、新しい家族ができたようで、帰るときはとても寂しかったです。日本についてすごく興味をもって話しかけてくれて、着物を着せた時も、とても喜んでくれました。スイスのこともたくさん教えてくれました。2つの国の違い、同じところをお互いに見つけて、楽しく異文化交流ができたと思います。
以上が、わたしのスイスでの体験です。今回学んだことは、より多くの人に伝えていき、スイス、そして日本についてもっと知ってもらいたいです。そして、私も、今がスタートだと思って、将来への糧へとします!これからも頑張ります。ありがとうございました。