学校日記

今日は期末テストの２日目。
みんな、頑張っています。

技術室で、１年生が一生懸命に作業をしています。
ノコギリやヤスリを使っていますが、まだまだ『本たて』の形にはなっていません。
素敵な作品に仕上げましょう。

タブレットの後は「鍋鍋底抜け」をやり、最後は全員が一つの輪になりました。よかったよ。

今日は大国保育園の５歳児１８名を本校に招き、ふれあい体験を実施しました。最初は緊張していた園児たち。しかし、タブレットのビスケットアプリを使ってお絵かきしているうちに笑顔になりました。中学生も安心した様子でした。

順番が前後しますが、再びお弁当タイムの写真です。

朝早くからお弁当を作ってくださった保護者の皆さま、ありがとうございました。
みんな秋晴れの空の下で、美味しそうにお弁当を食べていました。

お弁当タイムも終わり、午後は「ピースおおさか見学をします。

例年に比べて他校の生徒が少なく、ゆったりとしたなかで学習をしています。

午前中の行程はすべて予定通りに終わり、今は大阪城のよく見えるお堀のそばでお弁当タイムです。

午後からは、ピースおおさかで学習します。

陸軍大阪衛戍刑務所跡（衛戍監獄）です。

この場所はまだ再開発されることなく、ひっそりとしています。

衛戍（えいじゅ）監獄とは、戦争犯罪を起こした軍人が服役した刑務所のことです。
この碑は、数々の反戦句を作って獄死（大阪衛戍刑務所を出たあと東京で獄死）した、「鶴彬」（つるあきら）を偲んで建てられました。

また、砲兵工廠において大砲を作る技術によって作られた、直径3メートルの水道管も見学しました。
この水道管は、今でも大阪城周辺の建物に上水道を提供しています。

中部軍管区司令部に到着しました。
現在は「ミライザ大阪城」という商業施設になっています。

１９３１年、大阪城天守閣復興に寄せられた市民の寄付金１５０万円のうち、８０万円を使って建設されました。

（※当時の１円＝現在の５千円ほどだそうです）

ここではクラスごとに集合写真を撮影しました。

「大阪城天守閣石垣のずれ」

大阪大空襲では天守閣は破壊を免れたが、土台の石垣に１トン爆弾２発が落とされ、東北隅と西南隅（反対側）の積石の一部が吹き飛ばされました。

１９４５年に中部軍管区司令部の大規模な地下壕が掘られました。
戦後すぐにコンクリートで埋められたのですが、地面下１５メートル，全長３００メートル、出入口は計４ヶ所ありました。

８時間労働の３交代制で、２４時間工事を行っていたそうです。

女子防空通信隊　真心の碑
終戦までの２年半、敵機来襲の情報伝達をした部隊の跡地に立つ石碑です。

軍の機密の中枢部にいたため、存在自体を極秘にされていました。

また、近くの石垣には機銃掃射の後が生々しく残っています。

中国製の「狛犬」です。

１９４０年夏、中国北部に進駐していた日本軍部隊から、兵器とともに届けられました狛犬。

１９８４年、日中友好を深めるためにと、あらためて中国から大阪市に寄贈されました。

狛犬というよりも、どことなく沖縄のシーサーに似ているかもしれません。

工廠正門跡まで来ました。
追手門学院大手前中学校の向かいあたりです。

砲兵工廠は終戦によって終止符を打つまで、各種火砲戦車・弾薬類を製造し、終戦時の従業員は63,000人も働いていました。

周囲の壁や、写真奥に見える詰め所トイレは、当時の姿を残しています。

「不思議な金属の塊」
鉄でできています。
溶鉱炉の底に溜まっていた鉄塊が、置きざらしになっているものだと言われています。
磁石をあてがうと、カチっと音を立てて付く様子に、生徒も驚いていました。

砲兵工廠石造アーチ荷揚げ門のそばに着きました。

１８７１年に完成した荷揚げ門は、運河で運搬された資材を吊り上げるために使用されていました。
しかし、鉄道が発達してからはあまり使われなくなったそうです。

大阪砲兵工廠跡の石碑に到着しました。

砲兵工廠は１８７０年に兵部省造兵司という名称で大阪城内に設置された大規模な兵器工場です。
赤レンガ造りの本館は、大阪城ホール建設のため１９８１年に取り壊されれました。

大阪城公園に到着しました。
インバウンド観光客の方がたくさんおられるなか、担当教員からきょうのフィールドワークの説明を受けています。