学校日記

5/10 修学旅行3日目 その45 門司港のこと、少々

公開日
2025/05/10
更新日
2025/05/10

3年生

門司港は地図上で言えば、九州のいちばん「右上」、本州側の端である下関と向かいあう位置にあり、その間に関門海峡が通っています。もともとは小さな漁村にすぎなかったとのことですが、明治後半から大正、昭和前半にかけて、近代産業の振興とともに、特に筑豊炭田で採掘される良質の石炭の輸出港として大いに栄えることになりました。

そこからやがて石炭の輸出が減り、関門トンネルの開通により港としての重要性が下がり、戦争により大陸との貿易が激減し、それらの重なりによって繁栄が失われていったとのことです。

現在は、その歴史を背景にレトロな街並みが整備され、しだいに多くの観光客を集めるようになっている。いわば、神戸のハーバーランドや横浜の赤レンガ倉庫、小樽の運河通りなどと同じような位置づけの街並みということでしょうか。