いじめについて考える日
- 公開日
- 2018/05/07
- 更新日
- 2018/05/07
70期生
今日は「いじめについて考える日」です。
生徒は全校集会のあと、校長先生から「いじめについて考える日」について講話を聞きました。
校長先生は、最初に本校の校訓「友愛」について話しました。『「友愛」は、自分を大切にするのと同じように、周りの友だちを大切にすること、他者の違いを認め合って、大切にする事です。本校では「いじめ」は絶対許しません。』と話しました。
つづいて、2012年8月16日朝日新聞デジタルに掲載された春名風花さんのコラムをパワーポイントで紹介しました。コラムのタイトルは「いじめている君へ」です。次にリンクを貼ります。ご覧ください。
http://www.asahi.com/special/ijime/TKY201208160557.html)」
今、淀中生の多くはスマホやタブレット、パソコンやゲーム機などで、LINEやTwitterなどのS.N.S.上で、やり取りをしている人も多いと思われます。先日も入学した1年生がグループLINEを早速作っていると聞きました。これは近年珍しい事では無くなって来ました。しかし毎年のように、心ない発言や、無断で掲載された写真で、いやな思いをして傷ついている生徒が居ると、報告を受けます。
残念ながら、これらのトラブルは後を絶ちません。友だちと話すときは、相手の顔を見て話します。リアルな世界では、相手の表情を見たり、雰囲気を感じ取る感性がはたらくのですが、ネットの世界では、まだまだルールを理解できていなかったり、ことばでの表現が十分でなかったりするからかも知れません。そんな危険性を理解して欲しいです。
わが国では、平成25年に「いじめ防止推進対策法」が、大阪市でも平成27年に「大阪市いじめ対策基本方針」が策定されました。これらは、大人も子どもも「いじめ」について本気で向き合う事が求められている証だと思います。
今日は「いじめについて考える日」です。学級や授業、家庭においても考えて欲しいです。担任の先生や友だちとも考えて下さい。 今日はアンケートも実施します。また、もし「いじめ」を受けたり、見たりした時は、自分一人で抱え込まないで、先生や家族など信頼できる大人に相談して下さい。学級で「いじめに関する相談窓口のプリント」も配付します。
皆さん一人一人の力で、「いじめ」の無い学校にしましょう。