3年生道徳研究授業
- 公開日
- 2016/12/05
- 更新日
- 2016/12/05
☆★☆お知らせ☆★☆
3年1組と3年8組で道徳の研究授業がありました。
国際貢献を主題とし、世界の中の日本人として自覚を持ち、他国を尊重し国際的な視野に立って、世界の平和と人類の発展に寄与することをねらいとしたものです。
授業では「海と空ー樫野の人々」のプリントから学び取っていきました。1985年3月に、イランのテヘラン空港から在留の日本人が脱出できなかった時に、トルコ政府が日本人のために救援の飛行機を出してくれました。なぜトルコ政府が自国民より先に日本人を救出したのか、親日国だけでは説明できません。
今から100年以上も前のこと、和歌山県の串本沖でトルコ海軍の船が遭難したときに、地元の樫野の人々が献身的に救済をした。その恩があったからトルコの人々は、親日感情となり、テヘラン空港で取り残されていた日本人のために救援機を飛ばして救ってくれたのでした。
和歌山県の樫野の人も、テヘランに救援機を派遣したトルコの人も同じく分け隔てなく人々を救ってくれました。どんな状況であっても同じ人間であり、助け合いの大切さを学び取った授業でした。