後輩の言葉に卒業生代表が答えます。
自分たちの経験を踏まえ、後輩たちが十三中学校の伝統を引き継ぎ、さらに発展させてくれることを期待して挨拶を締めくくりました。
後輩たちは、大きな花のアーケードをつくり卒業生を見送りました。
卒業生代表の挨拶
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今日は、私たち三年生のために、このような会を開いていただきありがとうございます。
嬉しさや寂しさ、不安などたくさんの思いがある中、卒業まであとわずかとなってしまいました。
三年間の中学校生活では、一泊移住や体育大会、文化発表会、合唱コンクール、修学旅行などの行事はもちろん、部活動や休み時間に友だちと過ごした楽しい時間も数えきれない思い出の一つとして残っています。
最後の約一年間は、コロナウイルスの影響で休校が続いたり、制限がかかったりなどの当たり前でない日々が続いていました。そんな中でも、先生方は、中学校生活が少しでも充実するようにとたくさん支えてくださり、不安でいっぱいだった私たちの心の救いとなってくださいました。先生方をはじめ、家族や地域の方々など、周りの人からの支えや応援があるから中学校生活を送ることができていたことに改めて気付かされ、普段の何気ない日々に感謝の気持ちをもつことの大切さを学びました。また、行事を通してはクラスや学年で団結し、一つの目標に向かって全員で頑張り、達成感を覚えることができました。お互いに励まし合い、助け合いながら協力することの大切さを学ぶことができました。中学校生活ではたくさんのことを学び、自分自身を成長させることができました。しかし、楽しいことばかりではなく、辛いときもありました。そんなときでも傍らにいて声をかけてくれる仲間、先生方がいました。私は優しさのあふれるこの十三中学校に三年間通えてよかったです。
在校生の皆さんは学年が一つ上がり、プレッシャーを感じる場面もあるかもしれません。そんなときでも支えてくださる先生方や仲間が絶対にいます。私たちが卒業しても共に支え合い、協力しながら充実した中学校生活を送ってください。そして、皆さんの力でこの十三中学校が今よりも素晴らしい、より良い中学校になることを期待しています。
卒業生代表