1年生国語 「意図の理解」が大切ですね(3月5日)
- 公開日
- 2025/03/05
- 更新日
- 2025/03/05
お知らせ
1年生の国語の学習の様子です。
学年末テストの返却も終わり、今日から新しい単元に入りました。論説文の「コミュニケーションってなんだろう?」(川添 愛さん)で、ここでは、「必要な情報に着目して文章を要約し、内容を捉える。」と「文章を読んで理解したことをもとに、自分の考えを深める。」ことを学習目標としています。
今日の学習では、冒頭に、先生から生徒に問題提起として、「人間並みに言葉がわかる機械なんて、辞書を機械に覚えさせればすぐに作れるでしょう。」という意見に対して、「そう思う」「そう思わない」のどちらかを選び、その理由を考えました。
その後、班で意見交流をし、まとめ、発表をしました。このクラスでは、「そう思う」と答えた生徒は2人で、それ以外は「そう思わない」でした。「そう思う」派の意見としては、ペッパー君というロボットがすでにある、ウィキペディアで解決できる、などでした。「そう思わない」派の意見としては、感情が伝わらない、方言に対応できない、表情が読み取れない、略す言葉に対応できない、言葉の裏に隠れた意味が読み取れない、などがありました。
そして、「意味」と「意図」の違いを考え、言葉による「コミュニケーション」による「意図」の理解が大切であることを確認しました。
また、この授業は、5月からの継続した取り組みで今回で11回目、先生方の指導力の向上および生徒の学力向上を目的とした「学力向上支援チーム事業」として、大阪市総合教育センターのSA(スクールアドバイザー)の先生に年間を通して授業を見ていただき、授業後にご指導していただきました。