学校日記 

8月25日(月)2学期始業式

公開日
2025/08/25
更新日
2025/08/25

お知らせ

〇始業式に先立って、新しく着任された先生の紹介と表彰状の授与を行いました。
【表彰状授与】
・ラグビー部
 大阪市北地区 1・2年生大会Bブロック 第3位
・剣道部
 近畿中学校総合体育大会 女子個人 優勝
・大阪府吹奏楽コンクール 北地区大会 金賞
(校長先生のお話)
 38日間の夏休みが終わりました。夏休みは、充実したものとなったでしょうか。先ほど、部活動の表彰を行いました。時間の都合で今回は3組だけでしたが、来週の全校集会では今日表彰できなかった部活動の表彰を行います。表彰のなかった部活動でも野球部が府でベスト32、女子バレーボール部が府でベスト8と好成績を収めたりと大いに活躍してくれました。また、学校の部活動以外でもたくさんの生徒が活躍してくれていると聞いて、とてもうれしく思います。
 今年は、戦後80年という節目の年でした。戦後80年がたち戦争を知らない世代が多くなる中で、戦争を語りつぐ人がどんどん減っている現状があります。多くのテレビや新聞で戦争を体験した人々がインタビューに答えていました。その中でとても印象に残った言葉が「平和は、やってくるものではなく、自分たちで守っていくことが必要」という言葉です。80年の間、平和な日本を作り上げてきたのは、「戦争の悲惨さ」を知り、「平和を希求」し続けた人々のおかげです。戦争を知らない私たちは、「戦争」について知り、「平和」について考える歩みを続けていかなければなりません。
 80年の間に戦争はなくならず、世界のどこかで戦争は続いています。インタビューにあったように平和は「あるのが当たり前」ではありません。「平和」とは、誰かを傷つけないこと、違いを認め合うこと。対話を大切にすること。そして自分の言葉や行動が周囲の人たちにどんな影響を与えるのかを考えることです。皆さんの日常の中にも平和を育む瞬間があります。友達に優しくすること。困っている人に声をかけること、違う意見に耳を傾けること。そうした一つ一つの行動が平和を守る力になります。
 1学期の体育大会では、自分の全力を出し切り、仲間を全力で応援する素晴らしい姿を見ることができました。2学期も学年の仲間やクラスの仲間と互いに支えあって、みなさんがクラス・委員会活動・部活動などそれぞれの場所で平和をつくる一人として活躍し、1学期以上に充実した2学期にしてくれることを願っています。