本日の献立/11月19日(木)
- 公開日
- 2015/11/19
- 更新日
- 2015/11/19
給食
献立名 ・鮭の塩焼き
・ボイルブロッコリー
・鶏肉と野菜の煮もの
・さつまいものてんぷら
・もやしの酢のもの
・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 786kcal、たんぱく質 37.2g、脂質 16.5g
☆鮭(さけ)☆
サケはマスと同じ仲間の魚で、一般的には、サケ・マス類としてひとくくりにして分類されます。その種類は多く、サケとマスの分け方もとくに決まっていませんが、日本でサケというと一般的には「シロザケ」のことをいいます。サケ・マス類の魚は、川で生まれ、海で育って大きくなり、また、卵を産むために生まれた川へもどるという性質をもっています。このような性質の魚を「遡河魚(そかぎょ)」といいます。中には海へ下らずに川で一生を過ごすものもあり、これを「残留型」または「陸封型」といい、ベニザケの残留型はヒメマス、サクラマスはヤマメ、サツキマスはアマゴというように呼び名が変わります。シロザケについては、今のところ残留型は確認されていないようです。
ところによって違いはありますが、シロザケの場合、9月から1月ごろかけて1日に15kmほどの速さで川をのぼるそうです。このとき、親魚はエサも食べずにただひたすら川をのぼり続け、卵を産み終えると死んでしまいます。卵は2か月ほどでかえり、6cmくらいの大きさになると、今度は川を下って、海で大きく育ちます。サケがおいしいのは、川をのぼる前のもので、秋から冬にかけておいしくなり、このころのシロザケを「秋味(アキアジ)」といいます。
今日の給食では、料理酒と塩で味付けして焼いた塩焼きにしています。