本日の献立/2月5日(金)
- 公開日
- 2016/02/05
- 更新日
- 2016/02/05
給食
献立名 ・チキンカレーライス、枝豆
・ミンチカツ
・だいこんのサラダ
・みかん
・牛乳
栄養価 エネルギー 840kcal、たんぱく質 29.1g、脂質 24.8g
☆だいこん(大根)☆
ダイコンはかなり古くから栽培されていたアブラナ科の野菜で、4500年以上前に建てられたピラミッドにもダイコンの記述があるそうです。日本でも「日本書紀(720年)」などにも記載されており、たいへん古くから栽培され、また、春の七草のひとつ「すずしろ」としても親しまれてきました。今では日本を代表する野菜であり、明治以来(実際は江戸時代のころから)、その生産量は第一位となっています。品種改良もされ、日本各地でそれぞれ特有の品種が栽培されていましたが、1970年代になって、みずみずしくて甘みが多く、辛味の少ない「青首だいこん」に人気が集中しました。そのため、現在では、漬物用などを除いて、栽培されているもののほとんどが、この青首だいこんとなっています。旬は、作型が、秋ダイコン、冬ダイコン、春ダイコン、夏ダイコンに分けられて栽培されているため、特定しにくいですが、さらに辛味の少ない11月〜3月のものが好まれています。
ダイコンの特徴としては、根の部分(白い部分)には、アミラーゼ(ジアスターゼともいう)、プロテアーゼ、リパーゼなどの消化酵素が多く含まれています。そして、アミラーゼはでんぷん、プロテアーゼはたんぱく質、リパーゼは脂肪、というようにそれぞれの消化を助ける働きがあり、胃腸の調子を整え、消化吸収を促す効果があります。ただし、加熱すると効果が弱くなるので、ダイコンおろしなどにして食べるのはとても効果的です。また、最近では食べることは少なくなりましたが、葉の方は、緑黄色野菜として、カロテンやビタミンC、カルシウムなども豊富に含んでいます。
今日の給食では、サラダとして使っています。