丁寧なお礼のお手紙を戴きました。
- 公開日
- 2016/11/15
- 更新日
- 2016/11/15
校内の様子
11月14日(月)
「朝晩の冷たさに初冬を感ずる近頃でございます。」から始まるお手紙は、実に便箋四枚に渡り、90歳を超えられた方の達筆な文字は、その一つひとつに、大正生まれの年輪を強く感じました。
お手紙の内容は、先週の11日(土)、あるお家をお探しでお困りの折、本校の二人の女子生徒に声をかけたときのことが書かれてありました。
「 〜省略〜 なかなかにお家が判らず、午后6時には足許も暗くなり
思案しておりましたが、クラブの帰りと思われる女子学生お二人を
道側でお見かけし、お声をかけてみました所、お家で調達したと思
われる近隣の地図を持って来られ、可愛い笑顔で、おとなしく、優
しく、あちこちと一緒に訪ねてくださいました。
10件も廻りましたが、どちらの主婦の方も中学生の礼儀正しい愛
らしさに、皆様のご協力も有りましたが、結局わからずじまい。
とうとう私宅迄、足許が暗いからと送ってくださいました。
〜省略〜 」
その後には、携わった生徒の名前、ご自身のご子息様が、本庄中学校を卒業したころのお話なども綴られていました。
「教育とは如何に大切なものかといつも心に刻んでおります。」
とのお言葉は、身の引き締まる思いでした。
「呉々もお体大切に次の世代の教育に頑張ってくださいます様、
ご多幸を心からお祈りあげます。」
との結ばれたお手紙は、二人への心のこもったお礼の文章ではありましたが、本庄中学校へ、そして地域の方々へのお礼だったように思われます。
全文の紹介は差し控えさせていただきますが、広くご紹介させて頂きます。