学校日記

授業の様子(2年生−道徳)

公開日
2016/12/13
更新日
2016/12/13

校内の様子

12月12日(月)午後1:40
 道徳教育の研究授業風景です。

「お兄ちゃん、おばあちゃんのことだけど、この頃かなり物忘れが激しくなったと思わない・・・」で始まるこの物語は、認知症が始まったと思われる祖母を受け入れていく兄弟の様子を描いたものです。理解をしようとはするものの、避けてしまったり、ののしってしまう兄弟。そんな時、祖母が書き残していたノートを弟は読んでしまいます。
そのノートには、
『おむつを取り替えていた孫が、今では立派な中学生になりました。孫が成長した分だけ私は年を取りました。記憶も段々弱くなってしまい、今朝も孫に叱られてしまいました。自分では気づいていないけれど、ほかにも迷惑をかけているのだろうか。
自分では一生懸命やっているつもりなのに・・・。
あと十年、いや、せめてあと五年、何とか孫たちの面倒を見なければ老け込むわけにはいかないぞ。しっかりしろ。しっかりしろ。ばあさんや』とうい内容に、いたたまれなくなった弟は、庭で草刈りをしていた祖母に並んで草刈を始めた。
「おばあちゃん、きれいになったね」祖母はにこっとうなずいた。と綴られています。

大阪市教育センターから教育指導員の先生方も来られ、道徳教育の推進にむけ、先生方の研修は進んでいます。