「保健だより」を配りました。
- 公開日
- 2017/12/08
- 更新日
- 2017/12/08
校内の様子
振り子時計は重かったため、掛ける場所として柱を利用することが多く、柱時計ともいいます。この大きかった時計を手に持てるまで小さくし、正確な時間を刻めるものを作り出したが、懐中時計です。更に、腕に付けられるまでにしたものが腕時計と言います。
この小さな時計の出現は、精密機器の製造技術に大きな影響を与えたといわれています。
また、自転車の発電機式ランプや、乾電池式の懐中電灯の普及で大きく電燈の概念も変わりました。パナソニック創業者の松下幸之助氏がこのことに大きな尽力をしたことはあまりにも有名な話です。
電卓や携帯電話など、どんどん精密技術が進んではいますが、電化製品だけが卓上や「懐中」を進めたわけではありません。
コタツや火鉢で暖を取っていた時代、「懐中」できる「炉」を考案した。その名も「懐炉(カイロ)」と言い、今では使い捨て懐炉が普及しています。
今回の保健だよりには、普段は使わないような漢字が掲載されています。是非ご家庭でもご一読いただき、そんな歴史も感じていただければ幸いです。