全校集会講話
- 公開日
- 2019/05/13
- 更新日
- 2019/05/13
出来事
先週の全校集会でもお話ししましたが、今日は、いじめについて考えいじめをなくそうということから、大阪市立のすべての小中高等学校で「いじめについて考える日」が設定されています。
皆さんの周り、例えば学級や部活動の中で嫌な思いをしている人はいないでしょうか?それぞれが居心地の良い場所となっているでしょうか?いじめはありませんか?「いじめは生命をもおびやかす行為であり、人間として絶対に許されない行為です。」振り返ってみてください。
学校は、誰もが安心して楽しく過ごせる場所でなければなりませんし、皆さん一人ひとりには安心して学校に登校できる権利があります。そして、その権利を侵害することは絶対に許されません。皆さんには『自分がされて嫌なことは他人にしない』ということを常に心がけ、『いじめをしない、許さない、人のつらさや苦しみがわかる思いやりのある人』であってほしいと願っています。
また、いじめを受けている場合や友達からいじめに関わるような相談を受けた場合には、すぐに先生や保護者の方など、まわりの大人に必ず相談してください。決して一人で抱え込まないでください。
この社会の中で、必要のない人は一人もいません。一人ひとりが、かけがえのない生命を持った大切な人間です。お互いがお互いを大切にして、いじめのない相生中学校にしていきましょう。
詩人の須永博士さんの「ともだち」という詩を紹介します。
ともだちをたいせつにするひとがいます
ともだちをきずつけるひとがいます
あなたはどちらをするひとになりますか
いきてつらいことや
さみしいことがあったとき
いちばんうれしいのは
ともだちがやさしくしてくれることです
ちからをかしてくれることです
あなたはぜったいともだちをたいせつにする
ひとになってほしいのです
あなたはともだちとなかよくしてね
皆さんには、この詩のように、他人にやさしく友達を大切にする人になってほしいと思います。