全校集会講話
- 公開日
- 2020/08/31
- 更新日
- 2020/08/31
出来事
今日は、はじめに東井義雄さんの『心のスイッチ』という詩を紹介したいと思います。
人間の目は ふしぎな目
見ようという心がなかったら 見ていても見えない
人間の耳は ふしぎな耳
聞こうという心がなかったら
聞いていても聞こえない
頭もそうだ
はじめからよい頭 わるい頭の区別があるのではないようだ
「よし、やるぞ!」と心のスイッチが入ると
頭もすばらしいはたらきを しはじめる
心のスイッチが 人間をつまらなくもし
すばらしくもしていく
電灯のスイッチが
家の中を明るくもし 暗くもするように
また、東井さんは、「自分を育てるのは自分」という著書の中で、「人間は五千通りの可能性を持って生まれてくる。その五千通りの可能性の中から、どんな自分を取り出していくか。皆さん一人一人がその責任者なんですよ。世界でただ一人の私を、どんな私に仕上げていくか。その責任者が私であり、皆さん一人一人なんです。」と書いています。
この心のスイッチを入れることができるのはだれか、これは皆さん自身にしかできません。「よし、やるぞ!頑張ろう」という気持ちを大切にし、心のスイッチを入れて素晴らしい自分を創り上げていってください。
最後に、3年生の皆さんはいよいよ明日から修学旅行です。3年生の先生方は、今日まで本当に多くの時間をかけて修学旅行の準備をしてくれていました。従って、感謝の気持ちを持ってこの修学旅行に臨んでほしいし、また感染症対策の徹底やルールを守って、一生の思い出に残る修学旅行を創り上げてほしいと思います。