全校集会講話
- 公開日
- 2020/09/14
- 更新日
- 2020/09/14
出来事
はじめに、体育大会や文化発表会に向けての取組が始まっています。それぞれが素晴らしいものとなりますよう、学級学年で一致団結して取り組んでください。
さて、黒板のチョークを作っている会社で、「日本理化学工業」という会社があります。この会社では、知的障がいのある人を多く雇用されています。その背景には、この会社の理念があり、その理念とは、ある禅寺のお坊さんの「人間の究極の幸せ」という言葉です。
そのお坊さんは、次のようなお話をされたそうです。『人間の究極の幸せは次の四つです。人に愛されること。人にほめられること。人のために役立つこと。そして、人に必要とされること。愛されること以外の三つの幸せは、働くことによって得られます。障がいのある人たちが働こうとするのは、本当の幸せを求める人間の証なのです。』
皆さんも、自ら進んで人の役に立つことをしてみてください。教室や廊下に落ちているゴミを拾う、困っている人を助けることなどどんな小さなことでも良いと思います。みんなが楽しく過ごせる相生中学校にするためにも、人のために役立つことを考え、実行してみてください。その行動を続けていけば、いつの日か究極の幸せを感じることができると思います。
人に愛されること、人にほめられること、人のために役立つこと、人に必要とされること・・・その究極の幸せの四つ、これから皆さんが長い人生を生きていく中で大切にしてほしいと思います。