学校日記

アンガーマネジメント講座

公開日
2018/12/04
更新日
2018/12/04

学校行事

先日、一般社団法人・日本アンガーマネジメント協会の松本光宣様にご来校いただき、本校の新着任の職員を対象としたアンガーマネジメント叱り方講座の研修を行いました。
アンガーマネジメントとは、「アンガー(Anger)=怒り、マネジメント(Management)=後悔しないこと」と日本アンガーマネジメント協会では定義されており、「自分の感情は、自分で責任を持つ」ことが大切であるとお話しいただきました。
なぜ、人は怒るのか?ですが、怒りは第二次感情であり、さまざまな感情が積み重なって起こる感情であるということと、怒らせるもの=「べき」(それぞれが持つ価値観・理想と現実とのギャップ)によって起こる感情であるということを説明いただきました。
さらに、叱ることは悪いことではなく、相手に対してのリクエストを伝えることであり、叱り方が重要であることがありました。

〈上手な叱り方〉
・明確で納得性が高い基準を設ける
・具体的なリクエストをする
・妥当な表現を用いる
素直に相手のためを思って叱ることが必要であることもありました。

〈悪い叱り方〉
・機嫌で叱る
・人格を攻撃する
・人前で叱る
・感情をぶつける
叱るときのNGとして、過去のことを言う・一方的に責める・強い表現を用いる・程度言葉(具体的でない)を使うことがあげられました。

子どもたちをより良い方向へ導いていけるように、本校職員もしっかりと自分の感情に責任を持つ行動を心がけていければと思います。