お話で世界旅行【お昼の読み聞かせ(5月25日(月)】
- 公開日
- 2026/05/25
- 更新日
- 2026/05/25
学校生活
今日のお話で世界旅行は「子どもに語る日本の昔話②」から「みょうが宿」というお話を読んでいただきました。
このお話は一冊の絵本ではなく、複数の昔話を集めて一冊の本にまとめた昔話集の中の一つのお話です。この本には23話の昔話が収められていて「みょうが宿」はそのうちの一つです。
あるところに宿を営む夫婦がおりました。二人の宿は大きな街道からは少し離れたところにあったので、あまりお客が来ませんでした。そのためあまり裕福とは言えない様子でした。
あるとき、ふいに身なりの良い商人が一晩の宿を求めてこの夫婦の宿に来たのです。懐には小判がたくさん入った財布を持っていました。いよいよ借金でもしようかという話をしていた夫婦は、何とか財布の中身が自分たちのものにできないか頭を絞ります。そこで「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」という言い伝えを思い出しました。そこで商人が財布のことを忘れてしまうように、宿でできることすべてに「みょうが」を使うのでした。さてこの作戦は見事に成功するのでしょうか。
最後は夫婦が自分たちのたくらみに自分たちも引っかかってしまって・・・。さてどうなるのでしょうか。
日本の昔話にはこうした教訓がたくさん含まれていますね。
このお話の結末は実は2つあって、残念なまま終わるものと、災い転じて福となすとまではいきませんが、このことがあって結果幸せになるものがあります。実は昔話はずっと同じではなくて、時代によって少しずつ、または大きく話が変わっていくものなのです。
図書館には、昔の昔話が載った本もあるかもしれませんね。遠い未来には桃太郎が犬、猿、雉とインカムで通信しながら鬼ヶ島に潜入しましたという一文が昔話として記されていることがあるかもしれませんね。