学校日記

4年生がアルミリサイクル会社の出前授業受ける

公開日
2024/06/12
更新日
2024/06/12

お知らせ

 4年生が6月12日(水)、西館多目的室で「アルミニウムから考える地球環境とSDGs」と題した出前授業を受けました。
 アルミのリサイクル事業を行う大紀(だいき)アルミニウム工業所(本社・大阪市北区)の社員が講師となり、生野区の「生きるチカラまなびサポート事業」として行われました。授業で子どもたちはアルミが1円玉や薬のシート、窓枠など身近なものに広く使われていることをクイズ形式で楽しく学習。アルミは鉄の3分の1と軽いのが特徴とされ、たとえば自動車に使うと軽量化により燃料消費量、二酸化炭素排出量とも抑えられ、国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)17の目標のうちの2項目(住み続けられるまちづくりを、気候変動に具体的な対策を)に該当することを学びました。
 アルミのもう一つの特徴は何度でもリサイクルできることですが、日本でリサイクルされずに捨てられているアルミの量が、アルミ缶に勘算して年間約13億本にも上ると教えられ、子どもたちは一様にびっくり。アルミ缶が資源ごみとして効率的に回収されるには、体積を減らしてごみ集積所に出すのがよいため、子どもたちは5人でグループを組んでそれに挑戦、手でつぶしたり足で踏んだりして小さくした缶の数を競っていました。
 会場には、重さ5キログラムのアルミのかたまり(インゴット)も教材として展示されており、子どもたちはそれを持ち上げて重さや感触を確かめていました。