7年二泊移住 若狭塗り箸作り
- 公開日
- 2024/09/04
- 更新日
- 2024/09/04
お知らせ
昼食後、「若狭塗り箸作り」を体験しました。この「若狭塗り箸」は、慶長年間(1596〜1614)小浜で商人が漆塗盆を藩主に献上し、城下の漆塗職人が模して作成したのが始まりです。木地に塗料を塗り重ね、その工程で塗料の色を変えていき、貝殻などを塗布し、最後に研磨すると美しい模様になります。このような技法を「研ぎ出し」といいます。近年、機械で模様を作る「転写」が急増しており、「研ぎ出し」の生産数は減少傾向にあるそうで、漆塗産地の中でも「若狭塗り箸」の「研ぎ出し技法」は特徴的です。
箸の一面を軽く擦り、仕上げていきます。丁寧に仕上げていくと、アワビの面が銀色に光ります。
出来上がりは10月の文化発表会で展示する予定ですので、是非見てくださいね。