イチョウの実熟し落果始まる
- 公開日
- 2024/10/02
- 更新日
- 2024/10/02
お知らせ
10月に入っても異例の残暑が続いていますが、東館前のイチョウの木では、実が黄色く熟して地面に落ち始め、秋の気配を漂わせています。
イチョウは、中国原産とされる落葉性の高木。病害虫に強いのと紅葉時の美しさから街路樹などに広く利用されており、御堂筋のイチョウ並木は大阪を代表する景観の一つです。秋が来て熟して木から落ちた実は強烈なにおいを発しますが、中にある胚乳部分(ギンナン)は食用として流通しています。
イチョウは雌雄異株(しゆういしゅ)の植物で、本校のは雌株(めかぶ)。旧生野中学校時代に植えられました。葉はまだ青々としていて色づいてはいませんが、緑色だった実は徐々に黄色く熟し、落果が始まりました。木の下には実が散乱しています。実には皮膚炎を起こす成分が含まれていますので、素手ではさわらないでくださいね。