学校日記

6年生のRPG商店街全15社への融資決まる

公開日
2024/10/16
更新日
2024/10/16

お知らせ

 6年生たちがロールプレイングゲーム(RPG)を楽しむように大阪の新しいお土産を考案して販売する「RPG生野未来学園商店街」の取り組みで計15の架空会社をつくり10月16日(水)、融資役の協力企業・大阪シティ信用金庫さんに各社の事業内容を説明して融資の審査を受けました。
 この取り組みは、本校独自のキャリア教育「IKUNO未来科」の一環。子どもたちは今年9月11日、同信用金庫さんから会社設立や起業などに関する出前授業を受けたあと、5人〜7人の計15チームに分かれて会社を設立、社長や企画部長などの役職も決めて各社独自の商品の企画を練り、人件費や製作費、利息、販売単価、売り上げ目標額などを盛り込んだプレゼン資料の作成に取り組んで来ました。
 考案した商品のジャンルは、文具やキーホルダーなどの雑貨が7社、チョコレートやうどんなどの食品が6社、玩具・衣類各1社となっており、大阪らしさを出そうと、たこ焼きをイメージしたものが多くなっています。
 この日は、東館多目的室に同信用金庫の職員さんが待機するなか、1社ずつ順番に部屋に入り、用意していたプレゼン資料をモニターに映し出しながら、審査に臨みました。「朝からたこやき株式会社」という会社を立ち上げた子どもたち5人は、最近大きな災害が相次いでいるので賞味期限を3年〜5年にした真空パックの防災用たこ焼きを作るとして融資希望額やその計算根拠などを口頭で説明。職員さんから「目のつけどころがすばらしい」などと高評価を得ていました。他の会社の子どもたちも、それぞれ工夫を凝らして説明しこの日、全15社への融資が決まりました。
 各会社では11月27日(水)に予定する校内での商品販売に向け、商品サンプルづくりやPOP制作などの準備作業に入ります。