学校日記

6年生「RPG商店街」の18社に“融資”決まる

公開日
2025/10/11
更新日
2025/10/11

お知らせ

 6年生がロールプレイングゲーム(RPG)を楽しむように、架空会社をつくって商品を開発して売る「RPG生野未来学園商店街」の授業の一つ、融資相談プレゼンテーションが10月8日(水)、東館2階学習室で行われました。
 このRPGの取り組みは、本校独自のキャリア教育「IKUNO未来科」の一環として9月3日から行われています。子どもたちは各クラス6つ、計18の架空会社を作り、会社ごとに社長や企画部長などの役職を決めた上で、大阪の新しいお土産となるような雑貨や食品などの商品を1社1点ずつ考案、製造費や人件費などを踏まえた融資申し入れ額を算出しました。
 プレゼンの相手は、協力企業である大阪シティ信用金庫の職員さん。子どもたちは、1社ずつ順番に学習室に入り、用意した資料をモニターに映し出しながら、職員さんに商品の特徴や魅力、融資希望額などをみんなで説明しました。
 大阪のソウルフード、たこ焼きにちなんだ「たこちゃんポーチ」を開発した会社の4人は、「中に仕切りがあり、小銭とお札が分けて入れられ便利。何より外観がかわいい」などと説明して2万9千円の融資を申し入れ、最後に「販売では絶対、一位取るぞ」と全員で声を合わせて意気込みを示しました。職員さんは説明に納得して「喜んで融資させていただきます」と回答。この日プレゼンした他の17社に対しても希望額通りに融資する旨の回答をしました。
 今後、子どもたちは12月上旬に予定する校内での“販売“に向け、POP制作などの準備作業に入ります。