全校集会【11月25日】
- 公開日
- 2019/11/25
- 更新日
- 2019/11/25
学校日記
校長先生の全校集会でのお話です。
昨日、野球の2ブロック選抜のメンバーとして本校の生徒が7ブロック選抜との試合に出場しました。
また、住吉区で起こった小学6年生の女の子が行方不明になるという事件で、無事に女の子が保護者の元へ戻りました。
インターネットで知り合った人のところにいたとのことです。
インターネットは本当に便利で、有効なツールです。
しかし、今一度自分自身のインターネットの使い方を振り返ってみて欲しいと思います。
1996年には、「インターネット依存」という言葉が出てきています。
これは、ピッツバーグ大学のキンバリー・ヤング博士により提唱されました。
インターネットへの依存度をはかるために20項目のテストが用意されました。
そのうち、次の9つの項目について、
自分自身あてはまっていないか確認してみて欲しいと思います。
・インターネットをする時間を増やすために、家庭での仕事や役割をおろそかにする。
・インターネットをしている時間が長くて、学校の成績や学業に支障をきたす。
・人にインターネットで何をしているのか聞かれたとき、防御的になったり、隠そうとする。
・日々の生活の心配事から心をそらすためにインターネットで心を静める。
・インターネットをしている最中に誰かに邪魔されると、いらいらしたり、怒ったり、大声を出したりする。
・睡眠時間をけずって、深夜までインターネットをする。
・インターネットをする時間を減らそうとしてもできない。
・インターネットをしていた時間の長さを隠そうとする。
・インターネットをしていないと憂うつになったり、いらいらしたりしても、インターネットを再開すると嫌な気持ちが消える。
いくつか当てはまることがあったでしょうか?
いくつかあてはまる人は依存の傾向があると言えます。
依存症は病気です。きちんとした治療を受けないとなおりません。
そうならないためにルールをきちんと守ってインターネットと付き合っていって欲しいと思います。
何度も繰り返しになりますが、これからの世の中でインターネットを使わずに生きていくことは不可能です。
ルールや時間を守って上手にインターネットと付き合っていって欲しいと思います。
そして、「自分で自分の身を守る」ことを一番に考えて欲しいと思います。
ネット依存に関する様々なページのリンクを貼っておきます。
○ネット依存から子どもを守る[NHK]
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_367.html
○インターネット依存症について[angels-eyes]
https://angels-eyes.com/net_a/symp.htm
○ネット依存チェック[大石クリニック]
http://www.ohishi-clinic.or.jp/net_check.html