1年生学年集会
- 公開日
- 2021/02/03
- 更新日
- 2021/02/03
1年生【69期生】
本日の学年集会は、本校4組担任・井元から、日々の学校生活について、2つの話がありました。
まずは、あいさつについてです。「部活の先輩に対して、1年生はしっかりとあいさつができています。一方で、級友や先生に対しては、自ら進んであいさつをする生徒が少ないように思います」。
あいさつ1つで社会での印象は大きく変わります。たとえば、最近では、引越しの際、ご近所にあいさつ回りをすることが少なくなったといいます。これに比例してか、いわゆる「ご近所トラブル」の相談件数は増加しているといいます。
やはり、よく知らない人に対しては疑心暗鬼になってしまうものです。声をかけ、知ってもらうことで、不審の芽はつむぐことができます。そのためにも、生徒のみなさんには、日頃からあいさつを自らする習慣を身につけてほしいと思います。
次に、「行動する際には、一度立ち止まって考えましょう。自分勝手な行動になっていないか気をつけてほしいと思います」。自己中心的な考えや行動は、集団生活を乱すことになります。
さらに、1年生には、ワンランク進んで、クラスや学年のための行動ができるようになってほしいと思います。それが将来、社会で活躍するうえで重要な、リーダーシップ力を養うことにつながります。
従来、リーダーシップは、校長や部活部長といったリーダーがフォロワー(集団)を統率する力と考えられていました。しかし、最近は、「リーダーとフォロワーの相互作用から共通の目標に向かっていく力」との定義が一般的になりつつあります。
つまり、ドラクエで例えると、リーダーシップは勇者だけのものではありません。パーティ全員の世界平和実現に向けた行動のすべてが、リーダーシップだということになります。
あいさつをする、自分勝手な行動をしないというのはいずれも、クラスや学年をよりよくする行動であり、リーダーシップの基本です。この機会に、生徒のみなさんは日頃の行動を見直してみましょう。