2年集会——自由と責任
- 公開日
- 2021/12/02
- 更新日
- 2021/12/02
2年生【69期生】
本日の学年集会は、4組担任・寺西からの講話でした。
同先生の話を要約すると、自由には、(1)制約と(2)責任が伴うというものでした。
たとえば、スポーツにはルールがあります。もしルールがなければ、競技そのものが成り立たなくなってしまうでしょう。
サッカーの元になった競技は、ラグビーに近いものでしたが、選手の怪我が絶えなかったため、必然的に制約が設けられて、今のサッカーの形に近づいていったとされています。
つまり、自由の制約には、秩序維持の側面があります。
また、おとなに近づくにつれて、自由は増します。反面、それに伴って責任も増していきます。
バイクの免許制度がよい例でしょう。中学生以下は、バイクに乗れません。したがって、バイクに乗る自由が制約されていますが、(無免許運転は別にして)責任を負うことはありません。
しかし、高校生になると免許を取得することができ、事故を起こしてしまった場合には、おとな同様に各種の責任を負います(行政罰:免許停止など、刑事罰:懲役刑や罰金刑など、民事責任:損害賠償責任)。
自由には責任が伴うというのは、具体的にはこういうことを意味します。
みなさんも、自由の意味について、学校生活と対比して考えてみましょう。