学校日記

3年生の様子【12月22日】

公開日
2021/12/22
更新日
2021/12/22

3年生【68期生】

今日は国語の授業の様子をお伝えします。ちょうど漢文の分野で、孔子の論語を勉強していました。今話題の人物である渋沢栄一も「論語と算盤」という本を残しているように、今なお多くの人に、その教えが伝わっています。

今日学んでいた「為政」という編には次のような言葉があります。
「私は15才で学問を志し、
30才で学問の基礎ができて自立でき、
40才になり迷うことがなくなった。
50才には天から与えられた使命を知り、
60才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、
70才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった」

これを今の皆さんに当てはめると「15才で学問を志し」の部分かと思います。意味は、学問によってこれから身を立てようと固く決心したということです。

15才という時期は、まさにこれからの生き方についての方向性を考える年齢であり、それは今も昔も変わらないのですね。まさに進路を決定しようとしている今、いろいろと考えることも多いでしょう。しかし、孔子が示すように、長い人生の中で、まさに今がそういう時なのだと思います。

先生たちもその手助けができればと思っています。進路について何か不安なことや心配なことがあれば相談してくださいね。一緒に考えて、共に乗り越えてきましょう!