学校日記

3月9日 全校集会の講話

公開日
2020/03/09
更新日
2020/03/09

お知らせ

9日の全校集会は、1年生から3年生までそろってできる集会の最終日でした。講話を学校日記に掲載します。

臨時休業が始まって10日ほどたちました。この期間、いろんな不安やストレスを感じていることと思います。現在も、新型コロナウィルスの感染が広がっており、予断を許すことができませんが、この流行も終息する時が必ずやって来ます。今やるべきこと、今しかできないことを考えながら、毎日の目標や予定を立てて、今の努力を重ねてください。

3年生は大阪府公立高校の一般入学者選抜が明後日(11日)に迫っています。健康管理をしっかりと行いながら、夢の実現に向かって、今まで積みあげてきた実力を存分に発揮してほしいと願っています。
また今週末(13日)には卒業式が行われます。教職員一同、立派な卒業式にするために、日々、準備を進めているところです(この様子はホームページにも掲載していますので、見てくださいね)。

さて、3月は新年度を間近に迎えた「節目」の時期です。この時期には、「振り返り、締めくくること」と「見通し、準備すること」の二つのことが大事だと思います。そのためにも、少し立ち止まって、自分自身も含め、身のまわりの物事をよく見て、きちんと「ととのえる」ことが大切だと思います。

「ととのえる」には「整える:乱れた部分などを直してきちんとする」という意味と、「調える:調える、準備する、調和させる」という二つの漢字があります。二つの「ととのえる」を大事にしながら、節目の時期を丁寧に、前向きに過ごしてください。

最後になりましたが、今週の11日に、東日本大震災の発生から9年目を迎えます。この震災では、多くの尊い命が失われ、今もなお、行方不明の方々、避難生活を余儀なくされておられる方々が数多くおられます。改めて、震災や津波で亡くなられた方々のご冥福と東北地方の一日も早い復興をお祈りしたいと思います。 (井寄 芳春)