学校日記

4月14日(月)おはようございます

公開日
2025/04/14
更新日
2025/04/14

お知らせ

おはようございます。
今日の全校集会は、グランドのコンディションが不良のため、teamsによる配信で行いました。
多目的室には2年生が集合し、校長先生の話を直接聞きました。


【校長講話「ことばのちから」】

今日は、「ことばの持っているちから」について、お話ししたいと思います。
まずみなさんに質問です。
「ことば」って、目には見えませんよね。だけど、ことばには、目に見えない“力”があります。
たとえば、誰かに「ありがとう」と言われたとき、心が温かくなったことはありませんか?
「がんばってるね」「大丈夫だよ」と声をかけてもらったとき、勇気が出たことはありませんか?
それと同じように、「アホ」「キモい」「死ね」などの言葉を投げつけられたとき、どんな気持ちになりますか?
たった一言でも、心に大きな傷を残してしまうことがあります。
ことばには、人の心を支え、前に進ませる力があります。
でも反対に、人の心を傷つけ、立ち止まらせてしまう力もあるんです。
みなさんは、ふだん何気なく使っている言葉に、どんな力があるかを考えたことがありますか?
たとえ軽い冗談のつもりでも、相手にとっては深く傷つくこともある。
LINEやSNSなど、文字だけのやりとりでは、余計に相手の気持ちが見えにくくなります。
だからこそ、「自分のことばには力がある」ということを、忘れないでいてほしいと思います。

ことばは、人を笑顔にする魔法にもなるし、人を泣かせる刃にもなります。
その魔法を、どんなときにどう使うか、それを選ぶのは、みなさん自身です。
学校は、みんなが安心して過ごせる場所であってほしい。
みんなが安心して話せて、安心して笑える場所にしていきましょう。
そのためには、一人ひとりがことばの使い方を少しずつ気をつけることが大切です。

最後に、こんな言葉を贈ります。
「あなたのことばは、あなたの人柄をあらわす。」
優しいことばを使う人は、優しい心を持っている人です。
どうか、みなさんのことばが、誰かを傷つける刃ではなく、誰かを支える力になりますように。