本日の給食
- 公開日
- 2025/10/15
- 更新日
- 2025/10/15
お知らせ
ソーキ汁は沖縄でよく食べられている家庭料理です。今日の給食にも入っていましたが沖縄料理では昆布がよく使われます。北海道や東北地方が原産の昆布がなぜ沖縄でよく食べられるのでしょうか?
それは、海上交通がさかんになった江戸時代、北海道でとれた昆布は北前船(きたまえぶね)で大阪へ運ばれ、そこから鹿児島経由で沖縄、さらに中国へ輸出されていました。昆布を運んだこのルートを「昆布ルート」といいます。実は関西の出汁(だし)によく昆布が使われているのもこれが理由なんです。食文化って奥深くて面白いですね。
(※本来、江戸時代には北海道は「蝦夷地(えぞち)」、鹿児島は「薩摩(さつま)」、沖縄は「琉球(りゅうきゅう)王国」と表記します。)

