6/15(月)全校集会「校長講話」
- 公開日
- 2015/06/15
- 更新日
- 2015/06/15
お知らせ
体育大会の感動の余韻が心にまだ残っている感じがします。体育大会が無事終了しましたが、皆さんは体育大会という学校行事に取り組むことによって自分の成長が感じられますか。
行事は終わったらそれでおしまいということではいけません。自分でどんな点に頑張れたのか、体育大会を通して自分が何を学べたか、何を感じたか、しっかりと振り返りをしてほしいと思います。
体育大会では、全員で行進をし、「阪中健児の歌」を大きな声で歌います。3年生はソーランや組み体操に取り組ました。これらをやり遂げようとすれば、自分のわがままは許されません。
みんなと心を一つにして、懸命に取り組む、そのことによってみんなの心は一回り強くなったはずです。心にスタミナが身についているはずです。この心のスタミナがみんなの今後の人生にきっと役立つことだと思います。
心のスタミナというお話をしましたが、気持ちの持ち方、考え方で人生が大きく変わるというお話をしたいと思います。
ある靴の販売会社が新たな販路を見つけるためにアフリカのある国に二人のセールスマンを派遣しました。
しばらくして、一人の社員から会社に電話がありました。「だめですよ、ここの人はみんなはだしです。こんな国では靴なんか売れませんよ。」という内容でした。
もう一人の社員からは、「素晴らしいですよ。この国は。ここの人はだれ一人靴をはいていません。靴の良さを知らせれば、どんどん売れますよ」という内容でした。
同じ場所に同じ仕事で行っても人によって考え方はこれだけ変わります。後者の人の考え方をプラス思考、ポジティブシンキングともいいます。前者の人のことをマイナス思考、ネガティブシンキングです。
もちろんどちらの人が成功するかは明らかでしょう。心にスタミナを蓄え、しっかりと前向きに取り組む姿勢で頑張ってほしいと思います。
校 長 山 崎 英 志