平成27年度の修了式を迎えました。4月から学年が一つずつ上がりますが、次の学年に進むのにふさわしい自分になっているか、自分を冷静に見つめ、しっかりと振り返ってみてください。
2年生の皆さんは、いよいよ義務教育の最終学年になります。進路を決めるための大切な1年になります。先日の全校集会でもお話をしましたが、しっかりと準備をして、4月には進路選択に向けてスタートが切れるようにしておいてほしいと思います。
1年生の皆さんは、後輩が入ってきます。部活動でも先輩と呼ばれる学年になります。下級生から尊敬されるような自分になっているでしょうか。みんなが、いい先輩だと思っている先輩が、どんな場面でどんな行動をしていたかを思い出し、下級生から先輩のようになりたいと思われる自分になれるよう努力してほしいと思います。
4月からの新しい1年間を、今年度以上に充実した1年とするために、今年度を振り返ってこころがけてほしいことを一つ言います。それは、「選ばれる自分」になるための準備をしてほしいということです。
2年生の皆さんには、進路選択の大切な1年というお話をしました。よく「進路を選択する」と言いますが、実は選択をするのは皆さんではなく、相手側だということです。例えば、就職をする場合、いくらその会社に就職したいと思っても、その会社があなたを採用したいと思わなければ採用されません。高校なら、合格、不合格を決めるのは高校の先生です。皆さんは、選ばれる立場なんです。
それでは、どんな人が「選ばれる人」なのでしょうか。例えば、皆さんが会社の社長ならどんな人を採用したいですか。高校の先生だとしたら、どんな生徒がほしいですか。
もちろん成績がよいことにこしたことはありません。でも、成績だけでは選ばないでしょう。私なら、成績も大事だとは思いますが、その人の人物を重視して選ぶと思います。
大きな声で気持ちの良いあいさつができる、誰も見ていなくてもすみずみまできちんと掃除ができる、時間が守れる、そういった特別なことではなくて、誰でもやればできることをきちんとできる人が「選ばれる人」になるのだと思います。
3学期には生徒会が中心になって「あいさつ」運動にも取り組んでくれました。気持ちの良いあいさつができる人が多くなっていると思いますし、清掃にもきちんと取り組んでくれているとは思いますが、皆さんなら、またまだやれると思います。
「選ばれる人」になるために、しっかりと今年度を振り返り、新年度から意識して取り組んでみてください。
今日のお話はこれで終わります。
校 長 山 崎 英 志