さて、今年の夏はリオのオリンピックの日本選手の活躍に感動させられる場面がたくさんありました。特に、劣勢になっていながらもあきらめることなく逆転し、メダルを獲得した競技がたくさんあり、あきらめないということの素晴らしさに胸が熱くなりました。
　もう一つ、先生が良かったと思ったことは、メダリストはもちろん、メダルを取れなかった選手がほぼ全員「感謝」という言葉をインタビューで話していたことです。「支えてくれた家族に」「応援してくれた人に」「一緒に戦ったチームメートに」感謝しているという言葉は日本人選手独特のものであり、「自分のため」だけでなく人のためにもという、日本人としての価値観がよく現われていると思いました。
　2学期はクラスの団結力が求められる合唱コンクールがあります。自分自身がしっかりがんばることはもちろん大切ですが、クラスの仲間のこともしっかり考え、取り組んでほしいと思います。しっかりがんばってください。
　これで始業式の話を終わります。

　校 長　山 崎　英 志