今日10月10日は、今から53年前の1964年に東京オリンピックの開会式が行われた日です。この日を記念して1966年から10月10日は「体育の日」として祝日に制定されましたが、2000年(平成12年)にハッピーマンデー制度が導入され、「体育の日」は10月の第2月曜日ということになりました。当時、先生は5歳で阿倍野幼稚園に通っていましたが、学校の東側の大通りを聖火ランナーが走り、王子神社の前で小旗を振って声援したのをおぼろげながら覚えています。
　さて、なぜ、前回の東京オリンピックの開会式が10月10日になったかというと、10月10日は統計的に晴れが多い日として知られていたからだそうです。実際、オリンピック開会式当日も前日の雨模様の天気が一転して絶好の天気に恵まれたそうです。体育の日が制定された1966年から昨年2016年の51年間で1ｍｍ以上の雨が降った回数は、わずか9回だそうです。
　このように、ある気象状態(晴れや雨)がその前後の日に比べて高い確率で現れる日を「特異日」と言いますが、その原因はよくわかっていないそうです。雑学として知っておいてください。