学校日記

5/1 全校集会 校長講話 「最も美しい言葉とは…」

公開日
2018/05/01
更新日
2018/05/01

お知らせ

 早いもので、今日から5月に入ります。各学級では委員や係が決まり、代表の人に認証状を渡しました。
 さて、先週の全校集会でみんなが学校で最も多くの時間を過ごすのは学級である、その学級が一人一人にとって居心地のいい場所になっているか、ほっとできる場所になっていますかというお話をしました。そして、「自分がされて嫌なことは、人にしないようにしよう」とお話ししました。
 今日は、それに付け加えて、一つお話をしておきたいと思います。学校では、たくさんの人が一緒に生活していますから、委員や係を決めて、役割を分担して協力をして集団生活をしています。ですから、委員や係の役割をまずはしっかりと果たしてほしいと思います。
 私たちは、一人で生きていくことはできませんし、自分だけがよければそれでいいというわけにもいきません。だからこそ、自分に与えられたことは、しっかりとその役割をはたしてほしいと思います。そして、委員の人や係の人が、学級や学年のために仕事をしてくれたら、「ありがとう」と言ってほしいと思います。
 日本語で最も美しい言葉は、「ありがとう」だと言われます。「ありがとう」の反対の言葉はなんでしょう。それは、「当たり前」です。委員の人や係の人が学級や学年の仕事をしてくれても、そんなん「当たり前」だと思ってしまうと、ありがとうという感謝の気持ちは生まれません。
 心ない言葉や行動で人を傷つけるのではなく、「ありがとう」という美しい言葉が飛び交う集団になってほしいと思います。そして、それが、一人一人が居心地のいい、ほっとできる学級につながっていきます。