学校日記

8/30 2年学年集会 2学期にみなさんに望むこと!

公開日
2018/08/30
更新日
2018/08/30

お知らせ

 8月30日(木)朝 2年学年集会で、渡邊学年主任から次のお話がありました。
 1学期の終わりは1週間も入院して、みなさんにもご迷惑をかけました。そこで、はじめに、入院中に感じたことをお話します。
 救急車で運ばれて入院となったのですが、自分の苦しい症状がなかなか救急隊員の方やお医者様に伝わらず困りました。発熱していて、息もとても苦しかったのですが、意識ははっきりしていましたし、血液中の酸素濃度も正常で、苦しんでいる原因がわからないとのことでした。本当に苦しいことをわかってくれるのかなぁと不安な気持ちになりました。
 一方で、入院中は看護師のみなさんが明るく笑顔で「大丈夫ですか」「困ったことはないですか」と常に声をかけてくださいました。体がつらいときに大変励みになりました。また、学校ではテストの採点などを、多くの先生が代わりに行ってくれました。病院でも学校でも困っているときに助けていただいて、本当にありがたかったです。結局軽い肺炎で、比較的早く回復することができましたが、改めて人の気持ちやつらさなどを知るということの大切さを感じました。
 さて、2学期にみなさんに望むことは、学級通信にも書きましたが、主に3つです。
 まず、1つは、学力をつけること。とはいえ、みなさんはよく勉強してくれています。しかし、単に覚えるだけにとどまっていませんか。入試も知識を試すだけでなく、読み取る力、考える力を試す問題が増えています。それは社会がそれを求めているからです。覚えるだけでなく、考えることにもこだわって勉強し、将来にわたってどこにいっても通用する学力をつけてほしいものです。
 2つ目は、合唱コンクールや文化発表会を成功させることです。この2つの行事は、みんなで力を合わせて作り上げていく行事です。最初はクラスがまとまらなかったり、みんなが真面目にやっていてもなかなかうまく行かなかったりするでしょうが、やがてみんなの心が一つになり、完成度も高まっていくのが醍醐味です。今年も素晴らしい発表を期待しています。
 3つ目は、職場体験学習を成功させることです。合唱コンクールや文化発表会が団体戦であるならば、職場体験学習は個人戦にあたります。職場体験学習で一人一人の非認知能力を高めてほしいものです。非認知能力とは、忍耐力や自制心、情熱や社会性、自信や自尊心といった点数化できない能力のことをいい、これも点数ができる学力とともに大切な力です。職場体験学習を通じて、これらの力を磨いてください。
 まずは職場体験学習に向けて、返事、挨拶、授業での発表の声は大きくハキハキとすることを普段から意識してください。では、2学期はみなさんの大きな成長をつながることを期待しています。