12/4 全校集会 校長講話「清掃は人を世話するように」
- 公開日
- 2018/12/04
- 更新日
- 2018/12/04
お知らせ
12月に入りました。12月は師走と呼ばれます。街にはクリスマスの装飾がなされ、浮かれた気分になりがちですが、皆さんはこれまで通り、凡事徹底でやるべきことをしっかりやっていってほしいと思います。
さて、先日、あいさつに気持ちを込めようということで、ディズニーランドでは、「いらっしゃいませ」とは言わず、「こんにちは」と声をかけ、ゲストとあいさつが交わせるようにしているというお話をしました。
ディズニーランドで、もう一つ大切にされていることがあります。それは掃除だそうです。ディズニーランドはお客さんに「夢と感動をプレゼントする」ところですから、ミッキーやミニーが楽しく踊っている足元に、空き缶やごみが散乱していたのでは台無しになってしまいます。ですから、ごみ一つないきれいな場所にすることをめざして清掃を徹底しているそうです。トイレもピカピカです。
営業時間中もカストーディアルと呼ばれる係の人が清掃をしていますが、お客さんが帰った後、全員で清掃をするそうです。トイレを清掃する人は自分の担当する便器一つ一つに名前を付けて「今日も一日ご苦労様。すぐにきれいにしてあげるからね」と言って、まるで人の世話をするように掃除をします。この美しさがまたディズニーランドに行きたいというお客さんの心を呼び起こすと言われています。
皆さんも、毎日清掃をしています。校長室の前の廊下もいつも丁寧に掃除をしてくれています。皆さんはどんな気持ちで掃除をしていますか。