2/27 お昼の放送アゲイン 「鉄分」
- 公開日
- 2019/02/27
- 更新日
- 2019/02/27
お知らせ
今日の給食にはチキンレバーカツや小松菜があり、これらは鉄分が豊富な食品です。
体内の鉄分が不足すると血液中のヘモグロビンが作られなくなり、全身の酸素が不足して、めまいや息切れ、だるさ、動悸、立ちくらみなどの症状が起こります。
「どうもこのごろ、疲れやすい」「勉強の能率が悪い」「やる気が出ない」という人はもしかすると「鉄分不足」があるかもしれません。
鉄分の多い食材と言うと肉類のレバーをイメージし、食べにくい、苦手という人も多いのではないでしょうか。でもレバー以外にも日常生活に取り入れやすい食材はいろいろあります。
まずひじきやわかめですが、植物性の食品の鉄分はそのままではあまり吸収が良くないため、みかんや調味料の酢など酸味のあるものと一緒にとるようにします。今日の給食にはピクルスとみかんがあり、小松菜の鉄分吸収に役立っています。
次にマグロやカツオなど赤身の魚です。これらの魚は人間のマラソン選手のようなものなので、筋肉に鉄分が豊富です。また、ちりめんじゃこや貝類はレバー部分、つまり肝臓も含めまるごと食べられる食品です。
動物性食品の鉄分は体に吸収されやすいので赤身の魚の刺身や貝の汁ものなど、魚介類を上手に取り入れて、できるだけ動物性食品から鉄分を摂取しましょう。
鉄分不足のために一見怠けているように思われてしまうのは損なものです。よりパワフルに日々の活動に打ち込めるよう、鉄分の豊富な食品を積極的に摂るよう心がけたいですね。