「いじめについて考える日」「いのちについて考える日」
- 公開日
- 2025/05/12
- 更新日
- 2025/05/12
お知らせ
毎日の学校生活やさまざまな場面で常に心に留めておくべきことがあります。
私たちにとって、学校は安心できる安全な場所でなければなりません。それも一部の人だけでなく、真住中学校の生徒全員が安心して通える安全な場所でなければなりません。
新学年になって、この1か月あまりの自分たちの毎日の学校生活はそのような場所になっていましたか?
そもそも、集団生活を送る中では「自分の考えと違う人」、「自分とは見た目や行動の仕方が違う人」、「気が合わない人」、「話をしたくない人」がいたとしてもそれが普通です。自分と全く同じ人は誰一人としていないのですからあたり前です。一人ひとり個性があるからです。
そうであるにも関わらず、自分と違う、自分たちとは違うというだけで、言葉や態度、暴力などのあらゆる方法で相手を排除しようとすることが見受けられます。それが「いじめ」です。
一人ひとりの生き方や命が大切にされ、いじめのない学校であるからこそ、安心してさまざまなことを学ぶことが出来るのです。生きる力が身に付き、生きることを通じてさまざまな学びを得ることができるのです。
人としての権利が侵害されることなく、さまざまな活動の中で一人ひとりが輝いている学校でなければなりません。
私たちはかけがえのないたった一つしかない命をみんな同じように持っています。したがって自分の命を守る力を身につけなければなりません。家族や友達の命も同じようにかけがえのない大切なものですから家族や友達の命を支えたり、守ったりする力も身につけなければなりません。
仲間の存在を否定するような「いじめ」は決して許されるものではありません。人の気持ちを考えないわがままな行動や他人を傷つける間違った発言も絶対に許されません。許しません。
改めてみなさんに伝えます。
もし、困ったこと、つらいことがあったら話をしてください。相談して一緒に解決しましょう。生きてゆきましょう。安心できる仲間作りをしましょう。そんな真住中学校であることを願います。(校長講話抜粋)