学校日記

平成30年度 2学期始業式

公開日
2018/08/27
更新日
2018/08/27

お知らせ

いよいよ、2学期が始まりました。
始業式での校長先生の話です。

この夏は本当に暑かったですね。まだまだ暑い日が続きますが、
今日から2学期が始まります。

夏休みに入る時に皆さんにお願いしたことですが、
大きな事故や怪我もなく、皆さん方がそろって新学期を
迎えることができました。
本当に良かったと思っております。
この後、休み中に活躍した部活動の成果を発表できることも
うれしく思います。
勝負に勝つことや賞をとることは大切です。
しかし、そのことが目的となってしまうと、本来、
部活動で身に着けることが違ってきます。
勝つことだけを考えてはいけません。

そのことが分かったのは、この夏の近畿大会です。
近畿大会は、大阪で行われました。
先生は、頑張っている多くの中学生、指導者の方々に出会い、
話をしました。
夏に行われる全18種目を回りましたが、そこで再確認したことは、
中学生の部活動で必要なこと、学ばなければならないことは、
「返事・挨拶・感謝の気持ち」であることです。

2020年のオリンピック・パラリンピックを見据えて、
高い技術力が必要とされているのではなく、
「返事・挨拶・感謝の気持ち」であります。

なぜなら、このことができるということは、「素直な気持ち」が
あるということなのです。
「素直な気持ち」を持っておれば、技術の周到もすぐにできる
ということです。優れた選手には、「返事・挨拶・感謝の気持ち」
があるということです。

もちろん近畿大会ぐらいなら、マナーができていない学校も
ありましたが、やはり、近畿を代表して全国大会まで行くような
チームや選手は、基本ができていました。

この中の皆さんは、3年生なんか、もう、部活動は引退した人、
また、部活動に入っていない人もいますね。
部活動している人だけが、「返事・挨拶・感謝の気持ち」が
持てるのではありません。
言い換えると中学生ならできて当然のことなんです。
中学生ぐらいが出会ったときに顔を見ても何も言わなければ、
それは、「わざと挨拶しない」と思われます。
皆さん、注意してください。
挨拶のできないような大人になってはいけません。

2学期は、スポーツに学習にと一番の季節です。
体育大会や文化発表会といった、大きな学校行事もあります。
そんな時には、多くのことを学べます。
学べるときに、学ばなければならないことを身に着けてください。